ニホンザルにおける遊び道具の「製作」
(14.3MB, 00:01:26)撮影場所:嵐山モンキーパークいわたやま
島田将喜
(Masaki Shimada)
2005/08/04登録
種類:ニホンザル,
Macaca fuscata
キーワード:社会的対物遊び 枝引きずり遊び 遊び道具 製作 ニホンザル
動物界 >脊索動物門 >哺乳綱 >霊長目 >オナガザル科 >マカカ属 >
二頭のコドモが樹上で3mほど離れている。一方は休息している。もう一方がヤマモミジの枝を折り、それを持って休息している方に接近し、1mくらい離れて枝を持ったまま座る。しばらくすると休息していた方が、走って枝を持つ方を追いかけ、持つ方は逃げる。その後枝を落としてしまう。
嵐山では「枝を持つ方が逃げ、持たない方が追いかける」という「枝引きずり遊び」が頻繁に観察される。折り取られた枝は、明らかに採食のために折られたのではなく、それを持って他個体に接近し近くで座ることによって、相手から遊びを引き出している。つまり、枝を「枝引きずり遊び」に使用するために製作した事例と解釈できる。