宿主のオオルリに翼の裏側の“嘴”パッチをディスプレイするジュウイチの雛

(37.3MB, 00:00:04)
撮影日:2005/08/09
撮影場所:静岡県駿東郡小山町
種類
ジュウイチ
Cuculus fugax

キーワード
托卵鳥

宿主操作
ジュウイチ
Cuculus fugax


田中 啓太
(Keita D Tanaka)
2006/01/20登録


動物界 >脊索動物門 >鳥綱 >カッコウ目 >カッコウ科 >ホトトギス属 >

ジュウイチは東アジアにのみ生息するカッコウ科の托卵鳥で,オオルリやルリビタキといった青い鳥の巣に卵を産み込み,雛を育てさせる.その雛は宿主に育てられる間,翼の裏側には羽根が生えず,嘴と同色の皮膚が裸出している部分を持っている.そして,宿主が給餌にやってきた際,翼を持ち上げ,この黄色いパッチを誇示する.雛は空腹なときほど激しくディスプレイを行い,また,宿主はこの黄色い皮膚を黒く塗ると給餌回数を減少させた.恐らく宿主は巣内にいる雛の数を多く錯覚し,餌を多く運んでしまっているのだろう.

Tanaka KD, Morimoto G, Ueda K, 2005. Yellow wing-patch of a nestling Horsfield's hawk cuckoo Cuculus fugax induces miscognition by hosts: mimicking a gape? J. Avian Biol. 36: 461-464 [DOI: 10.1111/j.2005.0908-8857.03439.x]

Tanaka KD, Ueda K, 2005. Horsfield's hawk-cuckoo nestlings simulate multiple gapes for begging. Science 308: 653 [DOI: 10.1126/science.1109957]

(データ番号:momo060120cf01b)

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