ブダイの産卵行動2 オオモンハゲブダイ(13.9MB, 00:02:14)撮影日:2005 撮影場所:西表島 | ||
| 種類 オオモンハゲブダイ Scarus bowersi キーワード | ||
桑村哲生 (Tetsuo Kuwamura) 2006/02/16登録 |
動物界 >脊索動物門 >硬骨魚綱 >スズキ目 >ブダイ科 >不明 >
最初のシーンはTPオス(後述)が胸びれをパタパタさせながらメスに求愛する場面です。このとき、白いウンチをしているところも写っています。これはサンゴの骨格が砕かれて粉になったものです(別映像「ブダイ類の摂餌行動」参照)。その後、求愛に応じたメスとペアで産卵を行います(ペア産卵)。映像には再び求愛をするTPオスが写りますが、求愛中に他個体を攻撃しています。それから、別のメスと産卵上昇します。このとき、下からもう1匹別の個体が飛び込んできています。この行動はストリーキングと呼ばれます。メスと同じ色をした小さなIPオス(後述)が飛び込んできて精子をかける行動です。スロー再生の映像で見るとよくわかると思います。最後のシーンでは、TPオスが一生懸命パタパタ求愛していますが、メスはまだ下のほうにいます。ようやく上がってきてペア産卵しようとしたその瞬間、左下から飛び込んでくる個体がいます。スローにしてみると、IPオスが2匹同時に飛び込んできています。こういうことをやられるとTPオスは怒ってIPオスをしつこく攻撃しますが、ストリーキングをやられるまではメスと区別できないのです。
TP(Terminal phase)オスとは、メスと比べて派手な色をしているオスのことです。他にメスと体色のよく似た小型のオスがいて、これはIP(initial phase)オスと呼ばれます。これまでの報告ではブダイ類は満潮時刻に合わせて産卵すると言われていましたが、西表では、朝の7時から8時にもっとも活発に産卵することがわかりました
(データ番号:momo060212sb01b)
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