イヌによるシカの猛追

(8.6MB, 00:00:19)
撮影日:2007/04/06
撮影場所:栃木県奥日光
種類
イヌ
Canis familiaris

キーワード
イヌ
シカ
狩り
逃げる
追う


關義和
(Yoshikazu Seki)
2007/04/07登録


動物界 >脊索動物門 >哺乳綱 >食肉目 >イヌ科 >不明 >
もしくは
動物界 >脊索動物門 >哺乳綱 >食肉目 >イヌ科 >Canis属 >

 突然の出来事であった。 
 調査中一息入れていると、シカ3頭(♂×2(恐らく2頭とも4尖角)+♀1(不明—成獣か亜成獣))が物凄い勢いで走りよって来る。何かに追われているようだ。その瞬間、シカ達を追うイヌ2頭が現れる。イヌによるシカの狩りである。 
 シカが逃げていった後、イヌは一頭しか追っていかず、一緒に追っていた一頭は反対方向へと走り去って行った。また、もう一頭シカの右側から(川底から)追っていたようだが、その個体も反対方向へと走り去っていった(私が確認したのはその3個体である)。その後、痕跡を頼りに跡を追ってみたが、途中でわからなくなってしまったため、狩りが成功したかどうかは残念ながら不明である。

 以前にもイヌのなき声とシカの叫び声を聞いたことがあるのと、仲間もその現場に居合わせたことがあるため、本地域では、イヌによるシカの狩りが定期的に行われているようである。イヌの野生化は問題であるとは思うが、イヌの存在が本地域のシカ個体群にどのような影響を及ぼしているのかについては実に興味深いところである。

 ところで、この時私は、テレメトリー調査により発信機の付いたタヌキ2頭(恐らく番い)のすぐ近くまで来ていた(恐らく電波の入り方から100m以内にはいたと思われる)。しかし、この出来事が起こった10分後くらいにもう一度とってみたところ、2頭とも電波がかなり遠くになっていた(奥まで続く巣穴があり、その中まで入っていったのかもしれないが)。このことから、タヌキにとってもイヌの存在というのは恐怖なのかもしれない。
 

(データ番号:momo070407cf01b)

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