ヒラワタクズガニの擬装行動(デコレーティング行動)(16.2MB, 00:00:46)撮影日:2001/08/19 撮影場所:京都大学附属瀬戸臨海実験所内実験室 | ||
| 種類 ヒラワタクズガニ Micippa platipes キーワード | ||
佐藤ミチコ (Michiko Sato) 2001/08/25登録 |
動物界 >節足動物門 >軟甲綱 >十脚目 >クモガニ科 >ワタクズガニ属 >
海産無脊椎動物には海藻、海綿、コケムシなどを身にまとう行動を示すものがいる。この行動はデコレーティング行動と呼ばれており、クモガニ科カニ類では特に多く見られる。
カニはデコレーションの素材に適した海藻が見つかると鉗脚(はさみ脚)で適当な大きさにちぎり、口で噛み砕いて表面を毛羽立たせたのち、こすりつけるようにして体表面につけていく。カニの体表面にはかぎ針状の剛毛が生えており、海藻はこれにひっかかって固定される(マジックテープと同じ原理である)。もし、海藻がうまく固定できない場合はもう一度口で噛み砕き、くっつけようとする。いったん採取した素材を一度の試行で捨てることはほとんどない。
前半部分は背面から、後半部分は側面から撮影したものである。
枯死や物理的接触などによってデコレーション(体表につけられた物質の総称)の脱落が起きるため、デコレーティングは随時行われるが、すべてのデコレーションが脱皮によって失われた後では重点的に行われる。
(データ番号:momo010825mp01b)
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