リュウキュウクロコガネの配偶定位実験(1)

(14.7MB)
撮影日:2002/05/22
撮影場所:沖縄県 宮古島 西平安名崎
* 種類
リュウキュウクロコガネ
Holotrichia loochooana loochooana

キーワード
視覚
におい
性フェロモン
飛翔定位
配偶定位


深谷 緑
(FUKAYA, Midori)
2006/11/17登録


動物界 >節足動物門 >昆虫綱 >鞘翅目 >コガネムシ科 >クロコガネ属 >

リュウキュウクロコガネのオスは、メスの放出する性フェロモン(アントラニル酸)に誘引されてクサトベラ群落に飛来、メスの背中にピンポイント着地し、交尾する。

黒綿球、白綿球(綿を布でくるんだもの、直径1.5 cm)にフェロモンを処理して設置すると、オスは黒綿球により多数着地する。一方フェロモン処理なしの場合にはオスの着地は起きない。オスは視覚とにおい(フェロモン)情報を用いてメスに定位するものと考えられた。

そこで今回、視覚刺激とにおい源(フェロモン源)を分離して提示し、それぞれの機能を調べる実験を行った。

(1) フェロモンを処理した白綿球(フェロモン源)と無処理の黒綿球をクサトベラ上に 5cmの距離で設置したとき、飛来したオスはフェロモン源である白綿球にではなく黒綿球に着地、さらに腹部末端をまげて交尾を試みた。

FUKAYA, Midori, Sadao WAKAMURA, Norio ARAKAKI, Hiroe YASUI, Tetsuya YASUDA and Toshiharu AKINO (2006) Visual 'Pinpoint' Location Associated with Pheromonal Cue in Males of the Black Chafer Holotrichia loochooana loochooana (Coleoptera: Scarabaeidae). Appl. Entotmol. Zool. 41, 99-104.

(データ番号:momo040305hl01a)

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