昆虫が清潔を保つための工夫(7.2MB, 00:00:43)撮影日:2002/05/30 撮影場所:つくば市 | ||
| 種類 マルハラコバチの一種 Perilampus sp. キーワード | ||
高木一夫 (Kazuo Takagi) 2004/12/31登録 |
動物界 >節足動物門 >昆虫綱 >膜翅目 >マルハラコバチ科 >マルハラコバチ属 >
昆虫が体表に付着するゴミや菌の胞子を取り除くために、絶えず体表をクリ−ニングすることは良く知られています。代表的なものがイエバエなどで、俳句にも読まれているほどです。昆虫寄生性の蜂類もクリ−ニングにかけて他の昆虫に劣らず熱心です。クリ−ニングの範囲も翅、脚、頭部等あらゆる部分に及び、脚の刺毛の大部分は他の体表の細かい溝や毛を清掃するににぴったり合致するようになっています。ここに出場するマルハラコバチはチュウゴクオナガコバチの2次寄生蜂ですが、後脚で”ウルトラC”の演技を見せてくれます。クリ−ニングを怠れば昆虫寄生菌の胞子が付着し致命傷となるのです。よく寄生菌の犠牲になるカイガラムシ類、ケムシ類はクリ−ニングが出来ません。しかし、ハエやヨコバイなどクリ−ニングに熱心な昆虫も寄生菌に犯されたものをよく見かけます。疫病菌のように粘着力の強い胞子にはかなわないようです。水生昆虫のミズカマキリなどもクリ−ニング上手であることは一寸観察すればすぐにわかります。
(データ番号:momo041231ps01b)
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