水生寄生蜂の寄主探索行動(3.1MB, 00:00:51)撮影日:2009/08/20 撮影場所:神戸女学院大学実験室 | ||
| 種類 なし Apsilops japonicus キーワード | ||
長崎 摂 (Osamu Nagasaki) 2014/02/04登録 |
動物界 >節足動物門 >昆虫綱 >膜翅目 >タマゴコバチ科 >不明 >もしくは 動物界 >節足動物門 >昆虫綱 >膜翅目 >ヒメバチ科 >Apsilops属 >
調査したApsilops japonicusは、水生のガ類(ツトガ科)のミドロミズメイガに捕食寄生する。ミドロは水生植物であるコウホネ類の浮葉に潜葉した後葉柄に穿孔し蛹化する。2009年4月末から9月中旬まで三田市北部のため池で成虫の採集と行動観察を行った.また神戸女学院大学の実験室で水槽を用いて浮葉を固定し、ヒメバチ雌成虫を放し、寄主探索行動を観察した。雌成虫1匹を放し行動をDVDカメラで記録した。その結果,ヒメバチは潜水する際、浮葉と葉柄の接続部から潜水し、潜水の際、呼吸のため体に気泡をつけた。潜水中葉柄に沿って歩き、産卵管を葉柄に刺し、寄主を探索した。探索後、ほとんどの成虫は、葉柄を離れ、泳がず水面に浮上した.浮上後浮葉上でクリーニング行動を行い、体についた水滴を落とした。潜水時間は平均43秒、最大で252秒であった。採取した浮葉の葉柄からヒメバチに寄生されたミドロの蛹、成熟幼虫を発見した。これらは殺されており、また、通常ヒメバチ1個の卵があったことから、ヒメバチは寄生発育停止型の外部寄生であり単寄生の寄生蜂であることがわかった。
(データ番号:momo140203aj01b)
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