マメイタイセキグモの投げ縄作成行動(80.6MB, 00:00:53)撮影日:2020/08/14 撮影場所:茨城県つくば市 | ||
| 種類 マメイタイセキグモ Ordgarius hobsoni キーワード | ||
鈴木佑弥 (Suzuki Yuya) 2020/08/28登録 |
動物界 >節足動物門 >クモ綱 >クモ目 >コガネグモ科 >イセキグモ属 >
マメイタイセキグモは糸の先端に粘球が並んだ「投げ縄」によって蛾類を捕食するコガネグモ科のクモである。本種が投げ縄を作成することは新海(1982)によって報告されていたが、その作成過程は未確認であった。本動画は、野外においてマメイタイセキグモが投げ縄を作成する過程の一部を撮影したものである。
発見時(22:47)、マメイタイセキグモは地表から50㎝程の高さの低木の葉枝間に糸を張ってぶら下がっていた。その後、観察者が目を離したうちにクモは2連球の投げ縄を作成しており、ちょうど3個目を作成している最中であった(23:38)。クモは無粘性の橋糸を伝いながら粘性糸を引き出し、橋糸の一端まで来ると歩みをやめ、第四脚による繰り出し行動によって粘球を作成した。やがて粘球が大きくなると糸を糸疣から離し、3連球の投げ縄が完成した。クモはこの投げ縄を第二脚に保持し、回転させた。
観察された一連の投げ縄作成行動は、同属のムツトゲイセキグモO. sexspinosusにおいて観察されているもの(新海・新海 2002)と概ね一致した。
引用文献
新海栄一 1982 ナゲナワグモが日本にもいた. アニマ(平凡社, 東京), 108: 6-11.
新海明・新海栄一 2002 ムツトゲイセキグモの生活史および「投げ縄」作成と餌捕獲行動. Acta Arachnologica, 51: 149-154.
(データ番号:momo200815oh01b)
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