縦糸に装飾糸をつけるギンメッキゴミグモ

(11.2MB, 00:01:05)
撮影日:2013/07/16
撮影場所:神戸大学
種類
ギンメッキゴミグモ
Cyclosa argenteoalba

キーワード
休息網
脱皮
円網
宣伝効果


髙須賀圭三
(Keizo Takasuka)
2015/04/01登録


動物界 >節足動物門 >蜘蛛形綱 >新蛛亜目 >コガネグモ科 >ゴミグモ属 >

円網を張るギンメッキゴミグモ(コガネグモ科)は、脱皮をする直前などに捕虫用の横糸をすべて回収し、枠糸を維持したまま数本の縦糸でできた単純な作りの休息網を作ることを発見しました。この休息網の縦糸には特異的な装飾糸がつけられているという顕著な特徴があります。
横糸が皆無である休息網には捕虫の意図が一切ないと言えることから、この装飾糸は潜在的網破壊者である飛翔生物に対し、ぶつかられないよう網の存在を知らせる宣伝効果があると考えられます。

典型的な休息網を張る過程は撮影できませんでしたが、ギンメッキゴミグモが飼育下でY字状の変則的な単純網を張った際に、装飾糸をつける行動を記録できました。クモは第四脚を繰り返し縦糸にはたきつけて、繊維状の装飾糸を吹きつけます。この後、Yの中心点から少し離れた場所で脱皮しました。

(データ番号:momo150331ca01b)

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